インプットとアウトプット

「その提案は他の会社が結果を出してからうちもやる。」

私は仕事柄提案をする立場なのでこの模範的回答をかなりの確率でもらう。

が、この回答は言い換えればやりたくないという回答だと受け止めてほぼ間違いない。

先日も同じような回答をしたとある会社の上層の方がいたらしく、場が白けたとその部下の方がおっしゃっていたのを哀れな眼差しで見てしまった。

現代社会で重要なのはインプット(情報収集)とアウトプット(実行)だという。

まずはやってみるということがアウトプットだとするとそのことを行う上で情報を集めることがインプットだということだろう。

まさにトライアンドエラーという方程式が成り立つ。

このトライアンドエラーの方程式を当てはめると

「他の会社が結果を出してからうちもやる」

という発言が白けるのは、おそらくその上層の方が情報収集(インプット)すらもしようとしないのに実行(アウトプット)が可能だと思っている哀れな姿を見ての事だろう。

実際はトライアンドエラーの繰り返しなのだが、興味すらない場合はどうしようもない。

まずは

やりたくないんでしょ?

やりたくない理由はなんなんですか?

と聞いてみよう。

私の経験上あなたの提案はきっと無意味な提案だと言われると思う。

たとえ食い下がったとしても

「数字にしてだせ」

と言って無駄な時間を使わせて結局やらないと思う。

その時は私でもそうでなくてもいいので意見を聞かせてください。

それからでも遅くはないと思います。

ご意見はコメント欄からお願いします。

画像は東京の日本橋での一枚。

関連記事

  1. ”特色=ポジション”

  2. Gutenbergを使ってみた

  3. 最近の動向

  4. 人から物事を教えてもらいやすくすと言うこと。

  5. 上司に許可を求めながら歴史に名を残した人はいない

  6. 元天才

  7. ピンチは新しいことをするチャンス

  8. 私たちのやっている仕事は10年後は存在していると思いますか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

アーカイブ

PAGE TOP