本日ゴールデンウィークのWEBチラシ製作が8件?9件?全て完了の報告を受けました
作成期間はほぼ半月しかないという時間的制約の中で
かなり高いクオリティを維持しつつ作品を作り上げていく様はいつ見ても感服いたします
私がお願いしている仕事ですが、口で説明すると間違いなく1万文字以上になりそうなエッセンスが
このWEBチラシの中には全て詰まっていて
素晴らしいの一言しかありません
このチラシ作成のような仕事を事業として始めたのも7年前で
当たり前ですがWEB事業をするものにとってデジタルデザインとWEB技術は両輪であり、なくてはならない仕事の一つです
この事業にもデザイナーと言われる職業の方が毎回付きっきりで季節労働のように働いていただいております
まず7年前に比べるとおそらくこのデザイナーは腕が上がったのはいうまでもなく
私に対する不平不満が薄くなってきたところを見ると人間的な成長をしていると勝手に感じています
最初はこのデザイナーから見て私は憎き悪の親玉だったことだろうと思います
理由はこんなにもたくさんの仕事を15日の中で9件以上も一人でこなさざる得ない環境を私が作ってしまっているからに他なりません
それこそ初期に至っては
デザインの打ち合わせや日程に関することや私の日頃の言動など
ありとあらゆることをイラストレーターのレイアーのように分野を分けつつ言われて閉口した思い出があります
あんまり言われなくなってきたのはここ2、3年の話ではないかと思うのですが
そんな当社においては敏腕デザイナーの立場にあるこのデザイナーがある日ぽろっと
なんか自分のデザインに壁を感じる
さらに面白いもの・良いものができない
というのをいってきた時がありました
今も思っているはずですが
私はその時になにも提案できぬまま今日に至り、訪問先である飯塚に向かっていました
残念ながら飯塚の訪問先に到着すると物々しい雰囲気が漂う会議が行われており
また出直すことにしました
会議内容はお店のレイアウトだったそうです
昔私もそれに悩んだなと思い、そこに加わっていない自分に少し虚しさを感じつつ
これも面白いもの・良いものを作ることだよな
とつなげてしまい、思わずデザイナーの言葉を思い出しました
会社に戻ってきてフゴフゴ言いながら
自分が今までメモした大事な事を書き出したノートを広げ、参考になるような動画や本の書き出しなど見ると
今疑問に思っていることが少し納得できた気がしました
例えば大きく分けて2方向あって
①一方は新規性があって新鮮でとってもユニークなんだけどニッチな間でしか広まってないようなもの
②もう一方は既にありふれていて、凡庸で、どのようにしてそれを使ったり活用したらいいかを社会の大衆から広く知られて浸透している
この両方は面白いというのとは少し違うものだと思っていて
かつては面白いと思われていたかもしれない②も今や面白いと感じれるわけでもなく
①にあるような新しくてユニークなものとは違うかなと思います
今誰かが開発されたばかりの新しい技術・アイデアをもとにパフォーマンスを見せることができたとしても
どう理解していいかわからずに
それは新しすぎるという評価の括りでまとめられるだけです
私はこの経験をスマートグラスの普及活動で経験したことがあります
現時点で私が感じる面白い・良いものというのは、①と②の両方の要素を含んだ
新し過ぎずありふれ過ぎてない
ちょうど中間にハマるようなものを
人は面白い・良いものだと評価しているのではないかと感じています
私は捻くれていて面白いという評価を受けた時は
自分の何かが中途半端だと言われているのと同じなような感覚になるのはこれが原因でないかと考えます
アートや技術の視点から見て面白い・良いと言われる段階になったら
それは新しくないという評価と同じになり
なんとなく影響力はない作品に見えなくもない感じがしてきます
1500字を超えたので続きはまた次回
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